エアコンクリーニング実践Navi

エアコンのドレンホースはカビの温床!?

いつの間にか、ドレインホースの内部がカビだらけになっているケースがあります。ドレンホースの役目がよく分からない方は、なぜカビの温床になっているのか不思議に思うでしょう。まず、空気の中にはいくらかの水分が含まれていて、夏の暑い時期にはその割合が多くなっています。そして、暖かい空気を吸い込んで、冷たい空気へと変換するのがエアコンです。 そこで問題となるのが、空気に含まれた水分は冷やすと水へと戻ってしまうことです。そのままではエアコンの内部に水がたまってしまい故障の原因となってしまいます。そこで、水がたまるのを避けるために活躍してくれるのがドレンホースです。水はドレンホースをつたって外部へと流れていく仕組みなので、エアコンが故障することはありません。ただ、水と一緒にエアコン内部にあるカビ菌もドレンホースを通るため、繁殖するにはもってこいの環境となっているのです。カビは詰まる原因にもなるので、トラブルが起こる前にしっかりと清掃しましょう。

エアコンのドレンホースの掃除の仕方

エアコンを掃除する際は周囲を汚さないようにすることが大切です。エアコンの汚れを取り除いた際に、その汚れを飛散させないように心がけます。ドレンホース内に溜まった汚れを取り除く際も同様であり、事前の準備をしっかりと行うことが重要と言えるでしょう。ドレンホースの掃除は内部に溜まった大きな汚れを取り除くことから始まります。ホースをエアコンから外し、固まりになっている汚れをかき出します。次に、ホースの先端に古いストッキングなど空気を通す薄い布をあて、掃除機を使って細かい汚れを吸い取ります。汚れは薄い布に絡み付くので、吸引が終わったら汚れた布はそのまま捨てるのが簡単です。 最後にホースを立てて、内部に溜まった汚水を捨てます。汚水はカビの発生源になるので、わずかでも残さず完全に除去しなければいけません。流水ですすぐなど内部をきれいに洗ってから十分に乾かせば掃除は完了です。